グリーンエナジー&カンパニー(1436)
株主優待・配当・業績 完全ガイド
年2回デジタルギフト計30,000円|総合利回り3.81%|FY2026業績2度上方修正【2026年最新】
会社概要・企業情報
- 会社名
- 株式会社グリーンエナジー&カンパニー
- 証券コード
- 1436(東証グロース)
- 代表取締役社長
- 鈴江 崇文
- 設立
- 2009年4月1日
- 資本金
- 970百万円(資本準備金含む)
- 決算期
- 4月末(年1回)
- 従業員数
- 連結160名(2025年4月30日現在)
- 東京本社
- 東京都港区海岸1-2-20 汐留ビルディング12F
- 徳島本社
- 徳島県板野郡松茂町中喜来字群恵39-1
- 業種
- 建設業(再生可能エネルギー)
- 単元株数
- 100株
- 時価総額
- 約135億円
グリーンエナジー&カンパニーは、徳島県を拠点に設立されたGX(グリーントランスフォーメーション)推進企業です。太陽光発電所・系統用蓄電所の開発・販売から、ZEH(ネットゼロ・エネルギー・ハウス)住宅の建設・販売、発電設備の運営・保守(O&M)まで、脱炭素社会の実現に向けた幅広い事業を展開しています。2009年の設立から成長を続け、東証グロース市場に上場しています。
事業内容・グループ会社
GX発電施設
開発・販売
太陽光発電所・系統用蓄電所の開発・販売。個人・法人投資家向けに区画販売
ZEHゼロエネルギー
ハウス
太陽光発電標準搭載住宅の建設・販売。西日本中心に関東へも展開
系統用蓄電所
事業
GX-Packシリーズ等の大型系統蓄電システムの開発・運営。GREEN ACTION子会社が担当
O&M・
発電事業
保有する発電施設の運転保守管理(O&M)と売電。1,893件以上の受託実績(FY2025)
📂 グループ会社一覧
| 会社名 | 主な事業 | 資本金 |
|---|---|---|
| グリーンエナジー・プラス | GXグリーンエネルギー発電施設の開発・販売 | 20百万円 |
| グリーンエナジー・ライフ | GXゼロエネルギーハウスの開発・販売 | 30百万円 |
| グリーンエナジー・ファシリティーズ | 発電施設のO&M提供 | 10百万円 |
| グリーンエナジー・ネックス | GXエネルギーのコンサルティング・商材販売 | 40百万円 |
| GREEN ACTION | 系統用蓄電設備の運営・GX推進支援 | — |
| 株式会社Fanta | グループ関連事業 | — |
| フィットスマイルホーム | 住宅関連 | — |
財務データ・業績推移
■ 通期業績推移(連結・百万円)
| 決算期 | 売上高 | 前年比 | 営業利益 | 経常利益 | 当期純利益 | EPS(円) | 配当(円) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2022年4月期 | 7,186 | +20.0% | 478 | 486 | 282 | 68.0 | 10 |
| 2023年4月期 | 8,853 | +23.2% | 530 | 515 | 323 | 79.4 | 12 |
| 2024年4月期 | 9,676 | +9.3% | 514 | 502 | 330 | 81.1 | 12 |
| 2025年4月期 | 11,616 | +20.1% | 543 | 408 | 275 | 67.2 | 13 |
| 2026年4月期 | 17,000 | +46.3% | 800 | 610 | 440 | 106.7 | 14 |
※2026年4月期は2026年2月27日時点の会社予想(2度の上方修正後)。前年比は売上高ベース。
■ 売上高成長の推移(棒グラフ)
■ 財務指標サマリー
| 指標 | FY2024実績 | FY2025実績 | FY2026予想 |
|---|---|---|---|
| 売上高営業利益率 | 5.31% | 4.67% | 4.71% |
| ROE(自己資本利益率) | 6.75% | 5.33% | 8.15% |
| ROA(総資産利益率) | 2.94% | 2.14% | 2.78% |
| 自己資本比率 | 41.5% | 39.0% | — |
| 1株純資産(BPS) | 1,234.79円 | 1,286.81円 | — |
| 有利子負債倍率 | 0.94倍 | 1.09倍 | — |
■ キャッシュフロー推移(百万円)
| 決算期 | 営業CF | 投資CF | 財務CF | フリーCF | 期末現金 |
|---|---|---|---|---|---|
| FY2023 | +382 | ▲101 | ▲361 | +281 | 1,943 |
| FY2024 | +570 | ▲310 | ▲728 | +260 | 1,503 |
| FY2025 | ▲961 | ▲663 | +1,032 | ▲1,624 | 911 |
⚠️ 注目: FY2025は系統用蓄電所・ZEH在庫拡大のための先行投資により、営業CFがマイナス(▲961百万円)に転じ、フリーCFも▲1,624百万円と大幅マイナス。財務CF(+1,032百万円)で補填しているため、有利子負債が増加傾向にあります。
■ 中長期目標
FY2026業績 2度の上方修正履歴
FY2026(2026年4月期)は期初予想から2度の上方修正が実施されました。受注残高の大幅拡大と系統用蓄電池事業の急成長が牽引しています。
配当金推移・累進配当方針
2025年4月期から累進配当(増配維持方針)を導入。配当性向の目安は約15%。「利益が増えれば配当も増やし、減配はしない」という方針であり、株主還元の予見性が高まっています。ただし配当利回り自体は0.44%と低めであるため、主な還元は株主優待(デジタルギフト)が中心です。
| 決算期 | 1株配当 | EPS | 配当性向 | 配当利回り参考 |
|---|---|---|---|---|
| FY2022 | 10円 | 68.0円 | 14.7% | — |
| FY2023 | 12円 | 79.4円 | 15.1% | — |
| FY2024 | 12円 | 81.1円 | 14.8% | — |
| FY2025 | 13円 | 67.2円 | 19.3% | — |
| FY2026(予) | 14円 | 106.7円 | 13.1% | 0.44%(株価3,150円) |
株主優待の詳細
📅 権利確定月:4月末・10月末(年2回)
📦 優待内容:デジタルギフト® 各15,000円相当
📌 取得条件:300株以上 + 6ヶ月以上継続保有
💵 最低取得額:約894,900円(300株×2,983円)
📮 発送時期:7月下旬ごろ(4月権利分)
📊 優待利回り:3.35%(30,000÷894,900円)
🎫 デジタルギフト交換先(2025年3月現在)
📅 権利確定日カレンダー
| 権利確定月 | 権利付き最終日 | 権利落ち日 | 権利確定日 |
|---|---|---|---|
| 2025年4月 | 2025年4月25日(金) | 2025年4月28日(月) | 2025年4月30日(水) |
| 2025年10月 | 2025年10月29日(水) | 2025年10月30日(木) | 2025年10月31日(金) |
| 2026年4月 | 2026年4月27日(月) | 2026年4月28日(火) | 2026年4月30日(木) |
| 2026年10月 | 2026年10月28日(水) | 2026年10月29日(木) | 2026年10月30日(金) |
| 2027年4月 | 2027年4月27日(火) | 2027年4月28日(水) | 2027年4月30日(金) |
2025年3月26日の開示により、①QUOカード→デジタルギフトへ変更、②6ヶ月以上継続保有の条件が新設されました。初めて購入した場合、最初の権利確定日から6ヶ月以上後の権利確定日が優待取得対象となります。例:2025年4月に購入 → 2025年10月権利は対象外 → 2026年4月の権利から取得可能。
保有状況・投資シミュレーション
グリーンエナジー&カンパニーの株主優待を受け取るには最低300株(約89万円)が必要です。以下では300株保有時の投資シミュレーションをご紹介します。
🏦 300株保有シミュレーション
📈 利回り計算
📱 デジタルギフトの活用例
🛒 Amazonギフトカード:日常の消耗品・家電・書籍など幅広く利用可能。最も汎用性が高い
💰 PayPayマネーライト・dポイント・auPAYギフト:スマホ決済として食費・光熱費に充当
📚 図書カードNEXT:書籍・教育費として活用
🎮 PlayStation Store・GooglePlay:ゲーム・デジタルコンテンツに充当
🚕 UberTaxi・UberEats:移動費・食費として利用
→ 現金に近い使い勝手で、ライフスタイルに合わせた活用が可能です。
メリット・デメリット
✅ メリット 8選
- 年2回デジタルギフトで年間30,000円の優待(総合利回り3.81%)
- 複数の交換先から選べるデジタルギフトで使い勝手◎
- FY2026業績を2度上方修正。成長著しいグロース株
- 売上高は5年で約3倍近い成長(5,990→17,000百万円予想)
- 受注残高が前年比+140%超と急拡大(2026年4月期2Q)
- 累進配当方針の導入で、減配リスクが低下
- 国の再生可能エネルギー政策・GX推進の追い風
- 2029年売上高300億円の中長期目標と成長ストーリーが明確
⚠️ デメリット 7選
- 優待の最低取得額が約89万円(300株必要)と高め
- PER29.5倍・PBR2.41倍とバリュエーションは割高
- FY2025のフリーCFが▲1,624百万円と先行投資でCFマイナス
- 有利子負債倍率が1.09倍まで上昇。財務レバレッジが拡大中
- 配当利回りは0.44%と極めて低い(優待メインの株)
- 6ヶ月以上継続保有の条件追加(2025年4月〜)で即時取得不可
- グロース市場の小型株であり、流動性・株価変動リスクが高い
リスク分析
🔋 優待廃止・改悪リスク
2025年4月に既に1度改悪(6ヶ月条件追加)実施済。優待費用は年間37,265千円計上しており、業績悪化時には廃止・縮小の可能性があります。
💸 先行投資によるキャッシュ減少
FY2025の期末現金は911百万円(前期比▲592百万円)。系統用蓄電所への大型先行投資継続中であり、現金比率が6.72%まで低下。
📜 政策・制度変更リスク
FIT(固定価格買取制度)や再エネ関連補助金は政府の政策変更により利用状況が変わる可能性。再エネ賦課金の見直し等に注目。
📦 売上認識の季節偏重リスク
太陽光発電所・ZEH住宅の引き渡し時期に売上が集中するため、Q1(5〜7月)は赤字になりやすい季節性がある。四半期ごとのブレが大きい。
🏦 有利子負債増加リスク
在庫拡大に伴い有利子負債倍率が0.94倍→1.09倍と上昇中。金利上昇局面では財務コスト増加に注意が必要。
📊 グロース株の株価変動リスク
PER29.5倍の高バリュエーション株。業績下振れ・マクロ環境悪化時の株価下落幅が大きい。昨年来安値2,051円→高値3,290円と振れ幅大。
🔄 競合激化リスク
再エネ・ZEH市場への大手参入が増加。特に太陽光発電所の開発・販売市場は競争が激化しており、利益率が低下する可能性。
業界動向・市場の将来性
日本政府は2030年に電力の46%を再生可能エネルギーで賄う目標を掲げており、2050年カーボンニュートラル実現に向けたGX(グリーントランスフォーメーション)推進が国家戦略となっています。この流れの中で、グリーンエナジー&カンパニーが展開する太陽光発電所開発・系統用蓄電所・ZEH住宅はいずれも強力な政策的追い風を受けています。
📌 注目の成長ドライバー
電力系統の安定化に必要な大型蓄電システム。FY2025受注が前年比+161%と急拡大。GX-Packブランドで展開
2025年度から省エネ基準義務化。ZEH住宅の需要は急速に高まっており、FY2025受注+128%
農地上部での太陽光発電。農業との共存モデルで新市場開拓中。徳島県等で実績積み上げ
稼働済み発電設備の保守管理。1,893件受託(FY2025)。ストック型の安定収益源として機能
📊 受注残高の急拡大(FY2025)
まとめ
グリーンエナジー&カンパニー(1436)の投資ポイント
グリーンエナジー&カンパニーは、日本の脱炭素・GX推進の波に乗る成長株です。
年2回のデジタルギフト(計30,000円)という充実した株主優待は総合利回り3.81%に相当し、
かつ交換先の多様性(Amazon・PayPay・dポイント等)から使い勝手も抜群です。
業績面ではFY2026に向けて2度の上方修正を実施し、売上高46%増・営業利益47%増の大幅成長が見込まれます。
2029年に売上高300億円という中期目標(現在116億円の約2.6倍)に向けた成長ストーリーは明確です。
一方で、最低取得額約89万円(300株必須)、PER29.5倍の高バリュエーション、先行投資によるCFマイナス、
6ヶ月継続保有条件などの注意点もあります。
長期保有を前提に、グリーン・エネルギーセクターへの分散投資の一環として検討する価値ある銘柄です。
本記事は情報提供を目的として作成しており、特定の投資行動を推奨・勧誘するものではありません。 掲載情報は2026年3月時点のものを基に作成しており、その正確性・完全性を保証するものではありません。 株式投資にはリスクが伴い、投資した元本が損なわれる可能性があります。 投資の最終判断はご自身でご判断いただき、必要に応じて証券会社・ファイナンシャルアドバイザーにご相談ください。 株主優待の内容・条件は会社の判断により変更・廃止される場合があります。最新情報は必ず企業IRページをご確認ください。

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