オオバ(9765)
株主優待・配当・業績完全ガイド
【2026年最新】総合建設コンサルタント | 創業78年 | 営業利益14期連続増益 | データ基準日:2026年3月6日
🏢 会社概要
| 会社名 | 株式会社オオバ |
|---|---|
| 証券コード | 9765(東証プライム) |
| 設立 | 1947年10月1日(創業78年・100年企業への道) |
| 上場 | 1972年6月 |
| 代表者 | 辻本 茂(代表取締役社長) |
| 本社所在地 | 東京都千代田区神田錦町三丁目7番1号 興和一橋ビル |
| 資本金 | 2,131,733千円(約21.3億円) |
| 従業員数 | 連結531名 / 単体467名(平均年齢39.8歳) |
| 平均年収 | 760万円 |
| 決算期 | 5月末日 |
| 事業内容 | 総合建設コンサルタント(地理空間情報・環境・まちづくり・設計・事業ソリューション) |
| グループ | 当社+連結子会社4社 |
📋 事業内容・強み
オオバは「まちづくり」分野でトップシェアを誇る総合建設コンサルタントです。 1947年創業という長い歴史と、社是「誠」「積極進取」「和」の精神に基づく信頼を礎に、 都市計画から防災・減災、GISによる地理空間情報管理まで、社会インフラ整備をワンストップで支援しています。
▼ 受注高構成比(FY2025実績)
📊 株式指標(2026年3月6日時点)
| 株価 | ¥1,190円 |
|---|---|
| 時価総額 | 約199億円(¥19,949百万) |
| 発行済株式数 | 16,750,000株 |
| 単元株数 | 100株 |
| 最低購入代金 | ¥119,100(100株 × ¥1,190) |
| PER(会社予想) | 13.54倍 |
| PBR(実績) | 1.45倍 |
| EPS(会社予想) | 87.93円(FY2026) |
| BPS(実績) | 823.40円 |
| ROE(実績) | 10.71% |
| 自己資本比率 | 71.0%(無借金経営) |
| 配当利回り(会予) | 3.53%(¥42 / 2026年5月期) |
| 信用倍率 | 21.37倍(2026/02/27時点) |
| 年初来高値 | ¥1,233(2026/02/12) |
| 年初来安値 | ¥922(2025/04/07) |
📈 業績推移(FY2021〜FY2026)
| 決算期 | 売上高 (百万円) |
営業利益 (百万円) |
営業 利益率 |
経常利益 (百万円) |
純利益 (百万円) |
EPS (円) |
配当 (円) |
配当 性向 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2021(5月) | 15,862 | 1,334 | 8.4% | 1,380 | 852 | 51.0 | 15 | 28.8% |
| FY2022(5月) | 15,933 | 1,582 | 9.9% | 1,654 | 1,085 | 65.4 | 23 | 34.3% |
| FY2023(5月) | 15,647 | 1,714 | 11.0% | 1,787 | 1,075 | 64.5 | 24 | 36.0% |
| FY2024(5月) | 16,485 | 1,842 | 11.2% | 1,929 | 1,339 | 80.0 | 37 | 44.2% |
| FY2025(5月)実績 | 18,096 | 1,936 | 10.7% | 1,998 | 1,334 | 79.6 | 42 | 50.2% |
| FY2026(5月) | 17,000 | 2,000 | 11.8% | 2,050 | 1,400 | 87.93 | 42 | 47.6% |
💵 キャッシュフロー・財務健全性
| 項目 | FY2024(5月) | FY2025(5月) | 増減 |
|---|---|---|---|
| 営業活動CF(百万円) | ▲346 | ▲510 | ▲164 |
| 投資活動CF(百万円) | ▲119 | ▲164 | ▲45 |
| 財務活動CF(百万円) | ▲578 | ▲797 | ▲219 |
| 現金・預金期末残高(百万円) | 3,115 | 1,688 | ▲1,427 |
| 有利子負債 | ゼロ | ゼロ | − |
| 自己資本比率 | 68.0% | 71.0% | +3.0% |
| 純資産(百万円) | 12,624 | 13,167 | +543 |
| BPS(円) | 763.36 | 800.33(→823.40) | +増加 |
💴 配当履歴・還元方針
▼ 1株配当金の推移(円)
| 決算期 | 年間配当(円) | 中間 | 期末 | 配当利回り | 配当性向 | 総還元性向 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2021(5月) | 15 | 7 | 8 | 1.93% | 28.8% | 51.0% |
| FY2022(5月) | 23 | 8 | 15 | 3.10% | 34.3% | 49.2% |
| FY2023(5月) | 24 | 11 | 13 | 3.32% | 36.0% | 54.5% |
| FY2024(5月) | 37 | 17 | 20 | 3.60% | 44.2% | 52.9% |
| FY2025(5月)実績 | 42 | 20 | 22 | 4.10% | 50.2% | 63.0% |
| FY2026(5月)予想 | 42 | 21 | 21 | 3.53% | 47.6% | − |
🎁 株主優待制度(2025年5月期より拡充)
2025年5月期より優待制度を大幅拡充。特に長期保有株主(3年以上・1,000株以上)へのQUOカードが従来の2,000円→10,000円に5倍増。発送時期は8月下旬予定。
① QUOカード(5月末日基準)
| 保有年数 | 100株以上〜500株未満 | 500株以上〜1,000株未満 | 1,000株以上 |
|---|---|---|---|
| 1年未満 | − | ¥1,000 | ¥4,000 |
| 1年以上3年未満 | ¥500 | ¥3,000 | ¥7,000 |
| 3年以上 ★最大 | ¥800 | ¥4,000 | ¥10,000 |
「1年以上」= 5月末日を基準に、同一株主番号で直近5回連続(5月・8月・11月・2月・5月末)の株主名簿に記載されること。
「3年以上」= 同様に13回連続で記載されること。
② ショコラボチョコレート菓子(11月末日基準)
横浜の福祉チョコレート工房「ショコラボ」(障がい者の働く場創出を目的に2012年設立)のチョコレート菓子を贈呈。
発送時期:4月下旬予定。社会貢献活動の一環として継続拡充中(2023年11月より2,500株以上に対象拡大)。
📐 トータル利回りシミュレーション(株価¥1,190 基準)
| 保有条件 | 最低投資額 | 配当収入 | QUO優待 | 合計年間還元 | トータル利回り |
|---|---|---|---|---|---|
| 100株・1年以上 | ¥119,000 | ¥4,200 | ¥500 | ¥4,700 | 3.95% |
| 100株・3年以上 | ¥119,000 | ¥4,200 | ¥800 | ¥5,000 | 4.20% |
| 500株・1年以上 | ¥595,000 | ¥21,000 | ¥3,000 | ¥24,000 | 4.03% |
| 1,000株・3年以上 | ¥1,190,000 | ¥42,000 | ¥10,000 | ¥52,000 | 4.37% |
🚀 中期経営計画(FY2024〜FY2028)
位置付け:「新たな100年」(Next Century)を切り拓く挑戦と飛躍のファーストステージ
⚖️ 投資のメリット・デメリット
✅ 投資のメリット(強み)
- 営業利益14期連続増益という圧倒的な実績
- 有利子負債ゼロ・自己資本比率71%の強固な財務基盤
- まちづくり分野でトップシェア、競合優位性が高い
- 配当金がFY2021(15円)→FY2025(42円)へ2.8倍増配
- 総還元性向60%以上の積極的な株主還元
- 防衛土木・DX・国内回帰など複数の成長ドライバー
- 一人当たり生産性が業界平均の約2倍
- 長期保有優待(3年以上)でQUOカード最大¥10,000
- ROEが株主資本コスト(5〜7%)を大きく上回る超過リターン確保
- 中期計画で営業利益率12%目標(現10.7%)とさらなる改善余地
❌ 投資のデメリット(リスク)
- 時価総額約200億円と小型株(流動性が低い)
- 売上高の成長率が緩やか(コンサルタント業の特性)
- 公共投資依存(官民比率6:4)で政府予算削減リスク
- 建設コンサルタントは年度末偏重の季節性が大きい
- 優待の最大恩恵(QUO¥10,000)は3年以上・1,000株が必要
- 営業CFがマイナス(売上債権増加の構造的問題)
- FY2026は売上高が減収予想(業務代行収入の剥落)
- 人材不足・採用競争激化(技術者獲得が成長の鍵)
⚠️ リスク分析
| リスク項目 | レベル | 内容・影響 | 対応・緩和策 |
|---|---|---|---|
| 公共投資削減 | 中 | 官公庁向け売上が約60%。政府の財政緊縮や予算削減で受注が落ち込む可能性。 | 民間比率を引き上げ(半導体・物流・防衛)、官民バランス改善を推進。 |
| 人材不足・採用競争激化 | 高 | 建設コンサルタント業界全体で技術者不足が深刻。採用難・人件費上昇が利益を圧迫。 | 処遇改善・賃上げ・リスキリング投資。有資格者500名体制の維持・強化。 |
| 季節性・売上債権リスク | 中 | 年度末(5月)に売上が集中する構造。売上認識が遅れ、営業CFがマイナスになりやすい。 | 無借金・高自己資本比率(71%)で財務上の問題なし。現金残高の管理を徹底。 |
| 売上高の減収リスク | 中 | FY2026は業務代行収入の剥落で-6.1%減収予想。業務代行は一時的な高収益要因であり再現性に課題。 | 利益率の改善(12%目標)で減収をカバー。新規分野(防衛・DX)での売上補完を図る。 |
| 小型株・流動性リスク | 中 | 時価総額約200億円。1日平均出来高が少なく、売買時にスプレッドが大きくなる可能性。 | 長期保有前提の投資スタンスで対応。IR活動強化・英文情報開示拡充で機関投資家を呼込む。 |
| QUO優待廃止リスク | 低 | 株主優待は企業の判断で変更・廃止される可能性がある。近年は拡充傾向。 | 2025年5月期に大幅拡充(長期保有者への優遇強化)。廃止リスクは現時点で低い。 |
🌏 業界動向・市場環境
📝 まとめ・投資判断のポイント
🏙️ オオバ(9765)投資の総括
オオバは1947年創業の100年企業であり、まちづくり分野で圧倒的な実績を持つ総合建設コンサルタントです。
最大の魅力は営業利益14期連続増益という強固な収益力と、有利子負債ゼロ・自己資本比率71%という財務の健全性。
株主還元も総還元性向60%超を維持し、FY2021の15円から42円へと着実に増配してきました。
株主優待は2025年5月期より大幅拡充され、3年以上・1,000株保有でQUOカード1万円。
配当と合わせたトータル利回りは最大4.37%(1,000株・3年以上保有)に達します。
中期計画(FY2028目標)では営業利益率12%・ROE12%を目指し、
防衛土木・DX・ものづくり国内回帰といった成長ドライバーも揃っています。
一方で、時価総額約200億円の小型株であること、売上高成長率が緩やかなこと、
そして優待の最大恩恵を得るには3年以上の継続保有が必要な点には留意が必要です。
安定配当・着実成長・長期優待の三拍子を揃えた「守り強め」のバリュー株として、
長期保有を前提とした堅実な個人投資家に向いている銘柄と言えます。
✅ QUOカード優待を生活費の足しにしたい方
✅ 財務健全・増配継続の銘柄を好む方
✅ ディフェンシブな公共インフラ関連に投資したい方
❌ 大型株・高流動性を重視する方
❌ 短期間で優待の恩恵を最大化したい方
❌ 売上高の急成長を期待している方

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