トーカイ 9729

トーカイ(9729)株主優待・配当・業績完全ガイド【2026年最新】
🏥 東証プライム上場 | 証券コード:9729

トーカイ(9729)
株主優待・配当・業績完全ガイド

【2026年最新】リネンサプライ×調剤薬局×アクアクララ | 創業70周年 | ヘルスケア総合サービス | データ基準日:2026年3月6日

📈 PER(会予)
15.1
EPS 165.17円(FY2026予)
📚 PBR(実績)
0.93
★ 1倍割れのバリュー株
💰 配当利回り
2.72%
年68円(FY2026予・記念配当含む)
🍛 株主優待
カレー/名産品
最大¥5,000相当(1年以上・1万株)
🏢 時価総額
約827億円
最低投資額 ¥250,000
🏥 リネンサプライ業界大手 💊 たんぽぽ薬局(調剤) 💧 アクアクララ(宅配水) 📉 PBR1倍割れ・割安 🎂 創業70周年記念配当

🏢 会社概要

会社名株式会社トーカイ
証券コード9729(東証プライム / サービス業)
創立1955年7月21日(創業70周年)
上場1988年12月
代表取締役会長小野木 孝二
代表取締役社長浅井 利明
本社所在地岐阜市若宮町9丁目16番地(岐阜県)
資本金81億8百万円
売上高1,495億42百万円(FY2025実績 / 連結)
従業員数連結4,654名 / 単体1,972名(平均年齢40.8歳)
臨時従業員4,161名(期中平均)
連結子会社15社
決算期3月末日
主要取引銀行大垣共立銀行・十六銀行・三菱UFJ銀行・みずほ銀行ほか

📋 事業内容・ビジネスモデル

トーカイは「リネンサプライ業界大手」として、病院・介護施設への寝具・リネン類のレンタルを主力に、 調剤薬局・宅配水・介護用品レンタルなどヘルスケア周辺サービスを総合展開するサービス企業です。 中部・関西を地盤に全国展開し、少子高齢化社会における医療・介護需要を取り込んでいます。

▼ 主要事業セグメント(イメージ)

病院関連 40%
健康生活 30%
調剤 18%
環境 12%
🏥 病院関連事業(主力)
医療機関・介護福祉施設への寝具・リネン類のレンタル及び洗濯サービス。看護補助・院内物流管理等の受託業務も展開。リネンサプライは医療機関に欠かせない「インフラ」サービスで参入障壁が高く、安定収益の柱。
💧 健康生活サービス
宅配水ブランド「アクアクララ」のサービス提供、介護用品レンタル、リハビリ特化型デイサービス(㈱mik japan)、宿泊施設等向け寝具リネンサプライなど。サブスクリプション型で収益が安定。
💊 調剤サービス
中部・関西を中心に調剤薬局「たんぽぽ薬局」を展開。在宅調剤・ドラッグストア運営にも注力。クラウド型電子薬歴システムの全店導入でDX推進中。年間3〜5拠点の継続拡大計画。
🌿 環境サービス
リースキン」ブランドで環境美化用品(マット・モップ等)のレンタル・管理。清掃・建物管理(㈱ティ・アシスト)も運営。事業所向けBtoBサービスで景気に左右されにくい安定ビジネス。
🔧 サービスの強み
レンタル×サブスクリプション型で月次収益が安定
②医療・介護の「なくてはならない」インフラサービス
③クロスセルでグループ顧客件数が継続増加
④M&Aで事業領域を積極拡大中
📊 FY2026 3Q進捗
3Q累計(4〜12月)実績:
売上高 1,198億円(+7.2%)
営業利益 68.3億円(+20.4%)
純利益 51.4億円(+16.7%)
→ 3Q時点で過去最高益を更新

📊 株式指標(2026年3月6日時点)

株価¥2,500円
時価総額約827億円(¥82,730百万)
発行済株式数33,092,146株
単元株数100株
最低購入代金¥250,000(100株 × ¥2,500)
PER(会社予想)15.14倍
PBR(実績)0.93倍(★1倍割れ・割安水準)
EPS(会社予想)165.17円(FY2026)
BPS(実績)2,680.64円
ROE(実績)5.52%(中計目標8%)
自己資本比率74.8%(財務健全)
配当利回り(会予)2.72%(¥68 / 2026年3月期)※記念配当10円含む
年初来高値¥2,760(2026/02/12)
年初来安値¥1,850(2025/04/07)

⚠️ 【創業70周年記念配当に注意】 FY2026(2026年3月期)の配当68円には創業70周年記念配当10円が含まれています。 通常の配当方針(配当性向35%目安)に基づく実力配当は約58円程度。 FY2027以降の配当は58円前後に戻る可能性がある点は留意が必要です(ただし中計では増配方向)。

📈 業績推移(FY2021〜FY2026)

💡 FY2026(2026年3月期)最新情報: 3Q累計(9ヶ月)で売上高・営業利益ともに過去最高を更新。 通期予想は売上高1,579億円(前期比+5.6%増)、営業利益82億円(+0.3%増)で据え置き。 M&Aによる子会社連結化と既存事業拡大が全セグメントで増収に寄与。
決算期 売上高
(百万円)
営業利益
(百万円)
営業
利益率
経常利益
(百万円)
純利益
(百万円)
EPS
(円)
配当
(円)
配当
性向
FY2021(3月) 118,009 7,294 6.2% 8,050 5,481 153.96 30 19.5%
FY2022(3月) 123,484 8,252 6.7% 8,878 5,806 164.42 42 25.5%
FY2023(3月) 130,184 7,855 6.0% 8,080 6,106 173.39 60 34.6%
FY2024(3月) 138,222 8,082 5.8% 8,505 5,810 165.05 58 35.1%
FY2025(3月)実績 149,542 8,205 5.5% 8,838 4,733 139.06 58 41.7%
FY2026(3月) 157,976 8,216 5.2% 8,590 5,499 165.17 68 41.2%
📌 FY2025の純利益急減の背景: FY2025(2025年3月期)は売上高・営業利益ともに増加したにもかかわらず、 特別損失の計上(2025年4月21日修正開示)により純利益が4,733百万円(前期比▲18.5%)と大幅減少。 FY2026は純利益の回復(5,499百万円)が見込まれており、EPS改善が期待される。

💴 配当履歴・還元方針

▼ 1株配当金の推移(円)

30円
30
FY21
42円
42
FY22
60円
60
FY23
58円
58
FY24
58円
58
FY25
68円(予)
68
FY26予
決算期 年間配当(円) 中間 期末 配当利回り目安 配当性向 備考
FY2021(3月) 30 15 15 19.5%
FY2022(3月) 42 19 23 25.5% 増配
FY2023(3月) 60 21 39 34.6% 大幅増配
FY2024(3月) 58 25 33 35.1% 微減
FY2025(3月)実績 58 29 29 41.7% 維持
FY2026(3月)予想 68 34 34 2.72% 41.2% 🎂 記念配当+10円含む

🎂 FY2026の配当68円 = 通常58円 + 創業70周年記念配当10円
記念配当は一時的なもののため、FY2027(2027年3月期)以降の配当は通常58円前後に戻る可能性があります。 ただし、現中期経営計画(FY2026〜FY2028)では3年間累計で総還元性向70%超を目標としており、 段階的な増配継続も期待されます。

📌 配当方針: 「安定的かつ業績に対応した配当の継続」と配当性向35%を目安とした還元が基本方針。 FY2021の30円からFY2026予想の68円(記念含む)へと拡大。 現中計期間(FY2026〜FY2028)では期間累計総還元性向70%超を明示。

🍛 株主優待制度(毎年3月31日確定)

⭐ 権利確定日:毎年3月31日(年1回)
次回権利付き最終日:2026年3月27日(金)
優待品の発送:6月の定時株主総会後、8月下旬以降を予定。

📋 優待内容一覧

保有株式数 保有1年未満 保有1年以上 優待概算価値
100株以上〜1,000株未満 トーカイオリジナルカレー 3人前 カレー3人前
OR 岐阜県名産品(¥1,000相当)
約¥1,000
1,000株以上〜10,000株未満 トーカイオリジナルカレー 9人前 カレー9人前
OR 岐阜県名産品(¥3,000相当)
約¥3,000
10,000株以上 ★最大 トーカイオリジナルカレー 15人前 カレー15人前
OR 岐阜県名産品(¥5,000相当)
約¥5,000
🍛 トーカイオリジナルカレー
フランス料理界最高の名誉称号「ディシプル・ド・オーギュスト・エスコフィエ」を授与されたシェフが監修した特製ビーフカレー。株主だけが手に入れられるオリジナル商品。
🏔️ 岐阜県名産品(1年以上保有)
1年以上保有の株主は、カレーの代わりに岐阜県の名産品を選択可能。飛騨牛関連商品・地元特産品など地域色豊かな品々から1点選択。毎年内容が変更される可能性あり。
❤️ 社会貢献:赤十字寄付選択
優待品に代えて日本赤十字社への寄付を選択可能。2025年は54名の株主から112,000円が能登半島地震義援金として寄付された。社会貢献を重視する株主に好評。
📋 「1年以上保有」の判定方法:
毎年3月31日に確定する当社株主名簿に、同一の株主番号で2回以上連続して記載または記録されることが条件。 初めて株主になった年(1回目)は1年未満扱いとなり、翌年3月末(2回目)から1年以上扱いになります。

📐 トータル利回りシミュレーション(株価¥2,500 基準)

配当利回り(FY2026予)
2.72%
年68円(記念配当10円含む)
優待利回り(100株・1年以上)
0.40%
¥1,000 / ¥250,000
=
トータル利回り(概算)
≈3.12%
100株・1年以上保有
保有条件 最低投資額 配当収入(年) 優待価値 合計還元 トータル利回り
100株・1年未満 ¥250,000 ¥6,800 ¥1,000(カレー) ¥7,800 3.12%
100株・1年以上 ¥250,000 ¥6,800 ¥1,000(選択可) ¥7,800 3.12%
1,000株・1年以上 ¥2,500,000 ¥68,000 ¥3,000(選択可) ¥71,000 2.84%
100株・1年未満(通常配当) ¥250,000 ¥5,800(58円想定) ¥1,000 ¥6,800 2.72%(記念後)

※優待利回りは最低投資額(100株)が最も高くなります。保有株数が多いほど優待利回りは相対的に低下します。

🚀 中期経営計画(FY2026〜FY2028)

計画期間:2026年3月期〜2028年3月期(3ヵ年)
長期ビジョン「Vision2035」に向けた「収益性向上と新たな価値創出に向けた種まき」のフェーズ
売上高目標(FY2028)
1,700億円
現状 約1,495億円
営業利益目標(FY2028)
95億円
現状 約82億円
ROE目標(FY2028)
8%
現状 5.5%
長期ビジョン 売上高(FY2035)
2,500億円
10年後の目標
長期ビジョン ROE(FY2035)
10%
中計目標8%から更に向上
💰 株主還元方針
3年間累計で総還元性向70%超を方針とする。配当性向35%を目安に、自己株買いを組み合わせて還元強化。FY2026は創業70周年記念配当10円を含め68円を予定。
🏥 成長戦略(主要)
①調剤薬局・在宅調剤の拡大(年3〜5拠点)
②M&Aによる事業エリア・サービス拡大
③アクアクララ事業の会員数増加
④リネンサプライ工場の省人化設備開発
📈 ROE改善への道筋
現状ROE5.5%→目標8%への改善には、利益率向上(収益性の改善)と資本効率化(自己株買い・有利子負債活用)が鍵。 PBR1倍割れ解消に向けた企業価値向上が経営課題。

⚖️ 投資のメリット・デメリット

✅ 投資のメリット(強み)

  • PBR0.93倍と1倍割れで割安感がある
  • リネンサプライは医療機関に欠かせないインフラで安定収益
  • FY2026 3Qで売上・営業利益ともに過去最高更新
  • 少子高齢化で医療・介護需要が長期拡大する恩恵
  • 自己資本比率74.8%の強固な財務基盤
  • FY2026は創業70周年記念配当10円加算で68円
  • 中期計画でROE8%・総還元性向70%超を目標
  • 調剤薬局「たんぽぽ薬局」が第2の収益柱として安定成長
  • 優待の岐阜県名産品(飛騨牛等)は食いしん坊投資家に人気
  • 赤十字寄付選択制度などCSR意識の高い企業姿勢

❌ 投資のデメリット(リスク)

  • ROE5.52%と低収益性(目標8%まで大きな改善余地)
  • FY2026の配当68円は記念配当10円含む→翌期減配の可能性
  • FY2025に特別損失計上で純利益が大幅減少した実績あり
  • FY2026 4Q(1〜3月)は前年比大幅減益の見込み
  • 営業利益率が約5〜6%台と低め(サービス業の構造的課題)
  • パート・アルバイト依存が高く人件費上昇のリスク
  • 優待の最大恩恵(名産品5,000円)は1万株(約2,500万円)投資が必要
  • 中部・関西地盤のため地域集中リスク

⚠️ リスク分析

リスク項目 レベル 内容・影響 対応・緩和策
記念配当終了後の減配 FY2026の68円には創業70周年記念配当10円が含まれる。FY2027以降は通常配当58円前後に戻る可能性がある。 中計で総還元性向70%超を目標。業績改善に伴う実力配当の増配を期待。
ROEの低さ ROE5.52%はPBR1倍割れの主因。株主資本コストを下回る水準が続くと企業価値毀損につながる。 中計でROE8%目標。利益率改善・自己株買い・M&A活用で改善を図る。
特別損失の再発リスク FY2025に特別損失を計上し純利益が大幅減。M&A拡大に伴う減損リスクが残る。 子会社管理の強化とPMI(M&A後の統合)の徹底。投資前の精査を重視。
人件費・コスト上昇 パート・アルバイトを含む臨時従業員4,000名超に依存するビジネスモデル。最低賃金上昇・人材不足が収益を圧迫。 リネンサプライ工場の省人化設備開発・DX推進による生産性向上で対応。
医療・介護制度の変更 診療報酬・介護報酬の改定により医療機関の収益が変化し、コスト削減圧力がかかる可能性。 サービスの付加価値向上と調剤・環境サービスへの多角化で依存度を分散。
優待廃止・変更リスク 株主優待は企業判断で変更される可能性。ただし現在は変更・廃止の動向はなし。 配当利回りが主体の投資判断を推奨。優待はボーナス程度の位置づけが望ましい。

🌏 業界動向・市場環境

👴 少子高齢化の追い風
日本の65歳以上人口は2040年頃まで増加が続く見通し。医療機関・介護施設の需要拡大とともに、リネンサプライ・介護用品レンタルの市場も着実に成長。少子高齢化が最大の追い風。
💊 調剤薬局の再編拡大
薬剤師不足と調剤薬局の大手への集約が進む中、「たんぽぽ薬局」は在宅調剤・クラウド電子薬歴でDX対応。門前薬局だけでなく地域密着型薬局への転換が業界トレンド。
💧 宅配水市場の拡大
健康志向の高まりや水道水への不安感から宅配水(ウォーターサーバー)市場は拡大傾向。「アクアクララ」はサブスクリプション型収益モデルで月次収益が安定。新規顧客獲得競争が課題。
🤖 サービス業のDX化
リネンサプライ業界でも省人化・自動化の波が到来。トーカイはリネンサプライ工場の省人化設備の自社開発・販売にも取り組み、コスト競争力の向上と業界全体への展開を目指す。
🏥 医療・介護連携の強化
病院と調剤薬局、介護施設のシームレスな連携が政策推進される中、トーカイの「病院関連×調剤×介護」の複合サービスモデルは親和性が高く、グループ顧客件数の増加に直結。
⚠️ 競合・価格競争
リネンサプライ業界は白洋舎・ニッセンホールディングスなど競合が存在。調剤薬局も日本調剤・ウエルシアなど大手との競争が激化。差別化サービスと地域密着が重要な競争軸。

📝 まとめ・投資判断のポイント

🏥 トーカイ(9729)投資の総括

トーカイは1955年創業のリネンサプライ業界大手として、 病院・介護・調剤・宅配水というヘルスケア×生活インフラを総合展開する安定事業者です。 最大の注目点はPBR0.93倍という割安水準。企業価値の改善余地が大きく、 中期計画でROE8%・総還元性向70%超を目標に株主還元強化を進めています。

FY2026(2026年3月期)3Q累計では売上高・営業利益ともに過去最高を更新中で、 業績回復モメンタムは強い。FY2026の配当68円には創業70周年記念配当10円が含まれる点に注意が必要ですが、 株主優待(オリジナルカレーまたは岐阜県名産品)と組み合わせたトータル利回りは3%超と魅力的です。

少子高齢化という構造的追い風を背景に、「安定・割安・成長余地」の三拍子が揃ったディフェンシブ株として、 PBR1倍割れ解消のカタリストを待ちながら中長期保有を検討できる銘柄と言えます。

👤 向いている投資家
✅ PBR1倍割れのバリュー株に投資したい方
✅ 医療・介護・ヘルスケアセクターに関心がある方
✅ 岐阜県名産品・カレー優待を楽しみたい方
✅ 少子高齢化の長期テーマを拾いたい方
✅ 安定したサブスク型収益ビジネスを好む方
👤 注意が必要な投資家
❌ FY2027以降の配当減少リスクが許容できない方
❌ 高ROE・高成長を求める方
❌ 短期的なキャピタルゲインを狙う方
❌ 優待の最大価値(1万株・名産品5,000円)を目指す方
❌ 特別損失リスクを許容できない方
【免責事項】 本記事は情報提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的とするものではありません。 株式投資は元本保証のない金融商品であり、損失が生じる可能性があります。 掲載データは2026年3月時点のものであり、最新情報は各社IR情報・金融情報サービスをご確認ください。 投資判断はご自身の責任においてお行いください。
主要参照先: Yahoo!ファイナンストーカイ公式(株主優待)トーカイ中期経営計画IRBANK(業績・配当履歴)

© 2026 トーカイ(9729)株主優待・配当・業績完全ガイド | データ基準日:2026年3月6日

掲載データは各種公開情報をもとに作成。投資は自己責任でお願いします。

この記事を書いた人

やりがい搾取の航空会社で働く地上さんです
将来不安を解消するために株式投資に励んでます

コメント

コメントする

目次