ショーボンドホールディングス 1414

ショーボンドホールディングス(1414)投資分析レポート 2026
東証プライム / 1414 / インフラ補修・補強の専業大手

ショーボンドホールディングス(1414)投資分析レポート 2026

[ショーボンドホールディングス](https://www.sho-bondhd.jp/company/business/)は、橋梁・道路など社会インフラの補修・補強を主力とする「造らない建設会社」です。新設よりも維持管理へ需要の軸が移る中、施工、調査・診断、研究開発、材料の製造販売まで一気通貫で手掛ける国内有数の総合メンテナンス企業として評価できます。[Source](https://www.sho-bondhd.jp/company/business/)

投資視点では、景気敏感な総合建設株とはやや異なり、老朽インフラ更新という中長期テーマに乗る点、高い営業利益率と自己資本比率、そして強い株主還元方針が魅力です。一方で、受注タイミングや大型案件の売上計上時期で四半期業績がぶれやすい点には注意が必要です。[Source](https://finance.yahoo.co.jp/quote/1414.T)

株価
1,384円
取得値ベース [Source](https://finance.yahoo.co.jp/quote/1414.T)
時価総額
3,030.69億円
Yahoo!ファイナンス表示 [Source](https://finance.yahoo.co.jp/quote/1414.T)
予想PER
18.46倍
EPS 74.96円 [Source](https://finance.yahoo.co.jp/quote/1414.T)
実績PBR
2.65倍
BPS 521.77円 [Source](https://finance.yahoo.co.jp/quote/1414.T)
予想配当利回り
3.29%
年間配当予想 45.5円 [Source](https://finance.yahoo.co.jp/quote/1414.T)
ROE
14.47%
実績 [Source](https://finance.yahoo.co.jp/quote/1414.T)
自己資本比率
81.4%
実績 [Source](https://finance.yahoo.co.jp/quote/1414.T)
最低投資金額
13.84万円
単元株数 100株 [Source](https://finance.yahoo.co.jp/quote/1414.T)

ショーボンドホールディングスの事業内容と強み

ショーボンドグループは、橋梁、道路、トンネルなど社会インフラの補修・補強を専門とし、60年以上にわたり化学技術と土木技術を融合してきました。特徴は、設計・施工だけでなく、調査・診断、研究開発、材料・工法の製造販売までグループで完結できる総合メンテナンス体制にあります。[Source](https://www.sho-bondhd.jp/company/business/)

新設需要に依存するゼネコンと異なり、老朽化インフラの維持更新という構造的需要に支えられていることが、同社の業績安定性と高収益性の源泉です。[Source](https://www.sho-bondhd.jp/company/business/)

業績推移:2022/6期〜2026/6期予想

決算期 売上高 営業利益 経常利益 最終利益 営業利益率 年間配当
2022/6811.93億円172.67億円176.69億円123.66億円29.5円
2023/6839.24億円181.24億円186.37億円128.87億円31.75円
2024/6854.19億円196.66億円204.36億円143.21億円23.02%34.75円
2025/6907.12億円207.94億円211.39億円150.61億円22.92%43.88円
2026/6予910.00億円210.00億円215.00億円153.00億円23.08%45.5円

数値は百万円単位の開示値を億円換算して掲載しています。[Source](https://kabutan.jp/stock/finance?code=1414)

2022/6期から2025/6期まで増収増益基調が続き、営業利益率は22〜23%台という極めて高い水準を維持しています。2026/6期予想でも売上高910億円、営業利益210億円を見込んでおり、補修専業ならではの高採算体質が続く見通しです。[Source](https://kabutan.jp/stock/finance?code=1414)

2026年6月期 第2四半期の進捗

業績は減収減益

  • 売上高 428.64億円(前年同期比 -6.0%)
  • 営業利益 100.87億円(同 -4.7%)
  • 経常利益 103.57億円(同 -4.0%)
  • 中間純利益 72.89億円(同 -4.2%)

期首受注残が少なかった国・高速道路会社向け案件の売上が弱く、地方自治体向け売上も伸び悩んだことで、上期は減収減益となりました。[Source](https://finance-frontend-pc-dist.west.edge.storage-yahoo.jp/disclosure/20260210/20260210553457.pdf)

受注は回復基調

  • 受注高 439.08億円(前年同期比 +4.9%)
  • 受注残高 827.43億円(前年同期比 -4.3%)
  • 国向け受注が伸長
  • 第1四半期に弱かった高速道路会社向けも回復

売上は弱かった一方、受注は回復しており、案件の積み上がり自体は悪くありません。補修工事は売上計上時期が偏りやすいため、受注と売上を分けて見る必要があります。[Source](https://finance-frontend-pc-dist.west.edge.storage-yahoo.jp/disclosure/20260210/20260210553457.pdf)

なお、通期見通しは据え置きではなく下方修正され、売上高は950億円から910億円へ、営業利益は215億円から210億円へ、経常利益は220億円から215億円へ修正されました。[Source](https://finance-frontend-pc-dist.west.edge.storage-yahoo.jp/disclosure/20260210/20260210553457.pdf)

中期経営計画2027のポイント

最終年度の数値目標

  • 売上高 1,000億円
  • 営業利益 220億円
  • 当期純利益 156億円
  • ROE 14.5%程度

2027年6月期に売上高1,000億円を目指し、高収益を維持しながら企業価値向上を図る計画です。[Source](https://finance-frontend-pc-dist.west.edge.storage-yahoo.jp/disclosure/20240809/20240808568454.pdf)

重点戦略

  • 大型工事の受注拡大に向けた競争力強化
  • 海外事業のビジネスモデル再構築
  • DXによる生産性向上と働き方改革
  • 資本コスト・株価を意識した経営
  • 人的資本など非財務資本の活用

補修需要の拡大だけに依存せず、大型案件対応力、海外展開、DX、資本政策を同時に磨く構成になっています。[Source](https://finance-frontend-pc-dist.west.edge.storage-yahoo.jp/disclosure/20240809/20240808568454.pdf)

株主還元:配当と自己株取得

配当方針

会社は「業績に連動した配当を安定的に行う」ことを基本方針とし、中間配当と期末配当の年2回を基本としています。配当金は2021/6期105.5円、2022/6期118.0円、2023/6期127.0円、2024/6期139.0円、2025/6期175.5円と増加しています。[Source](https://www.sho-bondhd.jp/ir/stock/dividend/)

中計での還元強化

中期経営計画2027では、配当性向50%を維持しつつ、3年間累計150億円の自己株取得を計画し、総還元性向を毎期80%以上とする方針です。18期連続増配を目指す姿勢も示しています。[Source](https://finance-frontend-pc-dist.west.edge.storage-yahoo.jp/disclosure/20240809/20240808568454.pdf)

今回確認した公式IRの株式情報ページでは、株主優待制度の案内は見当たりませんでした。したがって、個人投資家向けの還元は現状、配当と自己株取得が中心とみてよさそうです。[Source](https://www.sho-bondhd.jp/ir/stock/outline/) [Source](https://www.sho-bondhd.jp/ir/stock/dividend/)

投資判断の視点

強み

  • インフラ老朽化対策という長期テーマに乗る
  • 営業利益率22〜23%台の高収益体質
  • 自己資本比率81.4%の極めて強い財務
  • 配当性向50%+総還元性向80%以上の明確な還元方針
  • 新設より景気変動の影響を受けにくい補修専業モデル

注意点

  • 受注時期と売上計上時期のズレで四半期業績がぶれやすい
  • 官公庁・高速道路会社向けの大型案件進捗に左右される
  • 通期見通しは足元で下方修正されている
  • PBRは2倍台半ばで、純バリュー株ほどの割安感は薄い
  • 人材確保や施工体制維持が成長のボトルネックになりうる

総合すると、ショーボンドホールディングスは「高配当の建設株」というより、「高収益・高還元・高品質のインフラ補修専業株」と見るほうが実態に近いです。短期では受注残や売上計上タイミングで業績がぶれても、老朽インフラ更新の需要自体は中長期で続きやすく、還元姿勢も強いため、ディフェンシブ成長株として検討しやすい銘柄です。[Source](https://finance.yahoo.co.jp/quote/1414.T) [Source](https://finance-frontend-pc-dist.west.edge.storage-yahoo.jp/disclosure/20240809/20240808568454.pdf)

参考ソース

本記事は2026年3月時点で取得できた公開情報をもとに作成しています。投資判断の際は、最新の決算短信、適時開示、株価情報をご確認ください。

この記事を書いた人

やりがい搾取の航空会社で働く地上さんです
将来不安を解消するために株式投資に励んでます

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