青森空港の歴史 AOJ/RJSA

青森空港とは? 歴史・特徴・施設概要をわかりやすく解説

青森空港は、青森県青森市に位置する地方管理空港です。設置管理者は青森県で、滑走路は3,000m×60m、運用時間は7:30〜22:00。国内線と国際線の双方を担う青森県の主要空港として機能しており、令和6年度の乗降客数は1,263,026人でした。

青森空港の歴史は1964年の開港に始まり、旧空港時代の滑走路延長、新空港の整備、現在地への移転、さらなる機能拡張を経て発展してきました。1987年には現在地で新空港第1期供用が始まり、1990年に全面供用、2005年には滑走路が3,000mへ延長され、現在の空港機能の基盤が整いました。この記事では、青森空港の基本情報、沿革、施設や運営の特徴を整理して紹介します。

青森空港の年表インフォグラフィック
青森空港の主な沿革をまとめた年表インフォグラフィック

青森空港の基本概要

空港名 青森空港
空港種別 地方管理空港
所在地 青森県青森市
設置管理者 青森県
空港面積 241ha
滑走路 3,000m × 60m
運用時間 7:30〜22:00
初代空港の開港 1964年11月5日
現在地での新空港第1期供用 1987年7月
令和6年度乗降客数 1,263,026人

青森空港の歴史

1962年に設置が許可され、1964年に開港

青森空港は1962年に設置が許可され、建設工事を経て1964年11月に開港しました。開港当初の滑走路は1,200mで、青森県の航空ネットワークの出発点となる存在でした。翌1965年には青森〜東京便が就航し、本州北端エリアの空の玄関口としての役割を本格的に担い始めます。

旧空港時代に滑走路を段階的に拡張

旧空港では利用需要の拡大に合わせて段階的な整備が行われました。1971年には滑走路が1,350mへ、1973年には1,400mへ延長され、あわせて幅員の拡大やターミナルの増築も進みました。こうした機能強化により、札幌便や大阪便など路線の拡充にも対応していきます。

1979年に新空港建設地が決定

旧空港の運用環境や将来的な需要を踏まえ、1979年には新青森空港の建設地が現在の青森・浪岡地区に決定しました。その後、1980年代に入って本格的な整備が進められ、青森空港は新たなステージへ向けて準備を進めていきます。

1987年に現在地で新空港第1期供用開始

1987年7月、現在地で新空港の第1期供用が始まりました。この時点で滑走路は2,000m×60mとなり、ターミナルビル、飛行場灯火、計器着陸装置なども整備されました。これにより、青森空港は従来より高い運航安定性と受け入れ能力を備えた空港へと進化します。

1990年全面供用、2005年に滑走路3,000m化

1990年3月には新空港第2期の全面供用が開始され、滑走路は2,500mへ延長されました。さらに2005年には3,000mへと延長され、地方管理空港として高い受け入れ能力を持つ空港基盤が完成します。大型機対応力やダイバート受け入れの面でも、青森空港の重要性は一段と高まりました。

設備更新と利用拡大が進む現在

2007年にはILS CAT-Ⅲが供用開始され、悪天候時の運航支援体制も強化されました。2019年には旅客ターミナルビルのリニューアル増改修工事が完了し、施設面の利便性も向上しています。令和6年度の乗降客数は1,263,026人となり、国内線・国際線の双方を支える青森県の中核空港として機能しています。

施設と運営の特徴

青森空港は青森県が設置管理者を務める地方管理空港で、旅客ターミナルビルの運営は青森空港ビル株式会社が担っています。同社は1985年に設立され、新空港の整備とともにターミナル機能の充実を支えてきました。

空港面積は約241ha、滑走路は3,000m×60m、駐車場は1,530台分が整備されています。国内線に加えて国際線にも対応できる施設を備えており、青森県の観光、ビジネス、帰省需要を支える重要な交通インフラとなっています。

また、ターミナルビルは段階的に増改修が行われており、国際線対応施設の整備や近年のリニューアルによって、利用者の快適性や動線も改善されてきました。青森市中心部や県内各地と空港を結ぶアクセス拠点としても重要な存在です。

令和6年度の利用状況

令和6年度の青森空港の乗降客数は1,263,026人でした。国内線と国際線を合わせた利用規模は高く、県の空港行政や航空需要の中核を担う空港として安定した利用実績を維持しています。青森県公表の利用状況でも、前年度を上回る伸びが確認されており、観光需要や地域間移動を支える拠点性の高さがうかがえます。

まとめ

青森空港は、1964年の開港から旧空港時代の拡張を経て、1987年の新空港第1期供用、1990年の全面供用、2005年の滑走路3,000m化によって大きく発展してきました。現在は青森県が設置管理を行い、青森空港ビル株式会社がターミナル運営を担う体制のもと、青森県の空の玄関口として重要な役割を果たしています。

参考資料

この記事を書いた人

航空会社で働く地上さんです
やりがい搾取と言われる航空業界ですが、個人的にはどハマりしています
異動を重ねて色々な経験をした私がやさしく解説する航空教室です

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